最近では美容や健康維持を目的とした自由診療の領域で、プラセンタの有効性が注目を集めています。効果はマイルドですが、1回2mlの皮下注射を、数回繰り返すうちに確実に効果が現れてきます。最初のうちは1週間に2回、症状が改善する2・3か月以降は1週間に1回の割合でプラセンタ注射をするのがよいと言われています。
時間をかけて体調を整えるといったサプリメント的な要素もあり、はっきりとした効果も感じにくいものでもありますが、今まで体質だから仕方ないとあきらめていた症状にも希望のもてる治療法とも思われます。
また、プラセンタは日本では1956年以来、厚生省認可を受け肝機能障害・更年期障害の治療薬として使用され、これまでに重篤な副作用が起きたという報告はないことから、どなたにもご安心して受けていただける医療と考えられています。
プラセンタは、比較的副作用が少ない製剤であり、注射する漢方薬などとも言われることがありますが、 下記のような点が確認されておりますので、症状が現れる方・気になる患者様は医師へご相談ください。
また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。
更年期障害、乳汁分泌不全、生理痛など
肝炎(ウィルス性・アルコール性)、肝硬変など
関節リウマチなど
肩こり、腰痛、ひざ痛など
湿疹、乾癬、脇臭、シミ、ソバカス、シワ、タルミ、ニキビなど
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など
疲労、冷え性、虚弱体質、病中・病後の体力回復、強壮、強精、風邪予防、慢性疲労、習慣性便秘など
費用は、初回は初診料の2,000円が必要となり、注射代としては1アンプル1,000円となります。
2回目以降は注射代だけです。