これまでわたくしは、東京の大学病院などで内科医として、特に循環器の急性期診療に従事して参りました。日々診療していた患者様のほとんどは、短期間の入院中のみの関わりでしかありませんでした。しかし、宮崎に戻り地域に根差した診療を行う中で、大病を患ったり、高齢化し身体能力が低下したりし、通院が困難になる患者様たちを数多く経験しました。そこで現在は、継続して診察ができるように、また地域医療に貢献すべく在宅診療も行いながら患者様の療養生活をサポートさせて頂いております。
また、医療は医療だけを、介護は介護だけを行うのではなく、多様な専門性を有する医療・介護専門職がチームを形成し、相互に連携しながら自分の役割を発揮できる「チーム医療・介護」を進めていくため、院内に居宅介護支援事業所を設置し、患者様にとって最適な医療と介護を提供していきたいと思っております。
患者様には、お一人ひとりに物語(ナラティブ)があります。病気になった理由、経緯、病気そのものについて現在どのように考えているかなどの物語から、患者様が抱える問題を全人的(身体的、精神・心理的、社会的)に把握し解決方法を模索し、治療していきたいと思っております。
スタッフ一同、皆様のご利用をお待ち申し上げております。どうぞお気軽にご相談ください。
令和2年2月
● 健康保険証 ● 各種医療証 ● 医療機関からの紹介状
※お持ちの方 ● お薬手帳・検査データ